ジグソーパズル製品に同梱されているハガキなどで無い部分のピースを1個(2個まで対応可)から請求できるサービスです。完成まであと1ピースのはずが、その1ピースが見当たらない時に便利なサービスとなります。
1970年代後半にジグソーパズルを日本で広めるにあたって、製品の充実と合わせて、お客様サービスにも力を入れた結果スタートし、その時からずっと現在まで続いているサービスが「ピース請求」です。
これは完成間近でピースが足らず完成できないお客様を何とかしたいという思いから発生したサービスで、当時ヨーロッパのジグソーパズルメーカーは同様のケースでは未開封の商品を送りつけていたそうです。(つまり、お客様は最初から組まないといけない)
同じことをしていては、折角購入してくれたお客様がまた遊んでくれなくなると思い、無い部分のピースだけを送るサービスを始めました。
当社では最後の製造から2年間は対応用のピースを保管するようにしております。
同じジグソーパズルでも何度も再生産を繰り返して製造年月日が違うと微妙にピースの位置が合わなくなりますので、それぞれ製造日ごとに管理しています。その為、製造する度に対応用ピースが増えていってしまうので、最終製造から2年過ぎたものは申し訳ございませんが破棄しております。
1000ピースなど大きなサイズはパレットで保管しています。下に保管されているものは重たいので2人がかりで掘り出します。
500や300ピースくらいだとラック(棚)で保管してます。
慣れた熟練の担当者がお客様から頂いたハガキの情報を基に合うピースを探します。無いピースの位置、形などは重要な情報となりますのでお間違いが無いようにご記入ください。
複数の製造日から該当のピースを探し出します
お客様からのピース請求ハガキを基に合うピースを探し出します!
毎日、多くのピース請求ハガキが届きますが、情報を丁寧に記載頂けると対応もしやすく、間違いも発生しづらくなります。ご請求時にはご投函前に今一度ご確認頂けますと助かります。以下にて具体的に説明します。
綺麗にピース形状など必要情報が記載されていると。。。。
やはり、ピッタリと合うピースを探すことが出来ました!
本来の製品ではなく、別製品に同梱されているピース請求ハガキで投函されますと製造年月日が不明な為、ピースを探すのが非常に難しくなります。こちらの場合、少ないヒントか何とかこの形に似たピースがあったようです。
売れているジグソーパズルだと対応用ピースがどんどん歯抜けになっていきます。その為、出来るだけ多くの方に対応出来るように1回に付き2ピースまでと制限を付けております。ご自分だけなく、他のお客様もご利用頂く対応用ピースとなりますので、恐れ入りますがご理解の程よろしくお願い申し上げます。
ピースが歯抜けになっている部分がピース請求にて使用されたところです。
人気柄などはピース請求対応により、抜けが多くなってきます。
ピースが届いたが合わなかった(ピースが合わない、絵柄が合わないなど)場合、送られてきた封書の中に「ピースが合わなかった場合」というお手紙を入れておりますのでそれをご確認ください。具体的な対応としては、無いピースの”周りのピース”を送ってもらうことになります。その周りのピースに実際にピースを入れてみて、一番合っているピースを入れた形にして戻しております。(製造日ごとに該当箇所のピースをそれぞれ入れてみて確認します)
送られてきた周りのピースをヒントに不足ピースを探します。
お客様へ戻す前に再度、合うピースなのか確認します。
確認したところ、ピッタリと合っていました。これでお客様へ戻します。
各製品タイプ別のピース請求方法はこちらからご確認ください。
また、以下にピース請求方法の動画もご案内致しますのでよろしければご覧ください。